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                                                   (グリーン文字=リンク)
 昨日、議会運営委員会が開催されました。

 第4回定例会 (12月議会) は、12月5日開会~12月24日閉会 (会期20日間) と決定
致しました。

 また私の本定例会における本会議質問も、12月11日 14:00 と合わせて決まりました。
 今回の質問では 1.教育委員会改革 2.議会活性化 等について質問しようと、只今検
討中です。


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                                                   (グリーン文字=リンク) 
 長崎市の田上富久市長は今回の共同声明参加に対し 「これまで3回、チャンスを逃
した。共同声明参加を、力強くリーダーシップを取っていく決意の機会にしてほしい」 と
言われました。
 田上市長は歴代の長崎・広島両市の市長達とはまったく違うレベルで、 『戦争』 の現
実を直視した上での 『世界平和』 を訴えておられます。その一例が昨年の8月10日BL
OG
にも書きました 「画期的な平和宣言文」 で、過去の長崎・広島の叫ぶだけの平和宣
言文ではなく、人間の欲が有る限りそう簡単に戦争は無くならない。しかし少しでも行動
をし、戦争を減らし 『平和』 に向かって進もうと言う、平和宣言文に初めて現実である
『戦争』 と理想である 『平和』 を併記されたのでした。


 言うまでもなく、私達日本人は世界で唯一の戦争被爆国民であるという事を、けっして
忘れてはならないのです。世界中の全ての日本大使館・領事館の横に長崎・広島の原
爆資料館を設置し、原爆の悲惨さを世界へ訴えていくべきです。また合わせて福島原発
の大失態も世界に開示し、原発のリスクを訴えていかなければなりません。

 私は自民党市議団政調会長時代に、大震災直後の6月議会でいち早く 『原子力・エネ
ルギー政策を転換し、自然エネルギー政策促進を求める意見書』 について、党内意見
を取りまとめ 政府へ要請しました。
                     [ 意見書 ] 
また昨年の7月1日BLOGにも書きました様に、私は 『原発ゼロの会』 の考え方を支援
しています!


                                          ~幸せを提案する本のコーナー~
最初の 『おかしな世界』 「この世界は狂っているということをまず認める、そこから始
めるのが最善です。この世界はまったくどうかしています。」 と言う平和な国の日本人
にとっては分かりにくい書き出し
で始まる本書・・・、推薦本にいつか出そうと思っていた
私の虎の子の本です。
 虎の子の本を何故、今回推薦本に出したかと言いますと、今月は私が生涯でもっとも
「心を痛める月」 になるであろうと感じたからです。紙面の都合で多くを述べる事はでき
ませんが、不運や試練に襲われている全ての人に贈ります。
 (10カ条を記載しておきます。6条は特に深いですよ。)

 逆説の10カ条
1. 人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。
  それでもなお、人を愛しなさい。
2. 何か良いことをすれば、隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。
  それでもなお、良いことをしなさい。
3. 成功すれば、うその友だちと本物の敵を得ることになる。
  それでもなお、成功しなさい。
4. 今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。
  それでもなお、良いことをしなさい。
5. 正直で率直なあり方はあなたを無防備にするだろう。
  それでもなお、正直で率直なあなたでいなさい。
6. もっとも大きな考えをもったもっとも大きな男女は、
  もっとも小さな心をもったもっとも小さな男女によって撃ち落とされるかもしれない。
  それでもなお、大きな考えを持ちなさい。
7. 人は弱者をひいきにするが、勝者の後にしかついていかない。
  それでもなお、弱者のために戦いなさい。
8. 何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。
  それでもなお、築きあげなさい。
9. 人が本当に助けを必要としていても、実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。
  それでもなお、人を助けなさい。
10. 世界のために最善をつくしても、その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。
  それでもなお、世界のために最善を尽くしなさい。      
      
早川書房 定価(単行) 1050円  中古本定価 700円~900円     (グリーン文字=リンク)

                                                   (グリーン文字=リンク)
 最初の 『おかしな世界』 「この世界は狂っているということをまず認める、そこから始
めるのが最善です。この世界はまったくどうかしています。」 と言う平和な国の日本人
にとっては分かりにくい書き出し
で始まる本書・・・、推薦本にいつか出そうと思っていた
私の虎の子の本です。
 虎の子の本を何故、今回推薦本に出したかと言いますと、今月は私が生涯でもっとも
「心を痛める月」 になるであろうと感じたからです。紙面の都合で多くを述べる事はでき
ませんが、不運や試練に襲われている全ての人に贈ります。
 (10カ条を記載しておきます。6条は特に深いですよ。)

 逆説の10カ条
1. 人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。
  それでもなお、人を愛しなさい。
2. 何か良いことをすれば、隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。
  それでもなお、良いことをしなさい。
3. 成功すれば、うその友だちと本物の敵を得ることになる。
  それでもなお、成功しなさい。
4. 今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。
  それでもなお、良いことをしなさい。
5. 正直で率直なあり方はあなたを無防備にするだろう。
  それでもなお、正直で率直なあなたでいなさい。
6. もっとも大きな考えをもったもっとも大きな男女は、
  もっとも小さな心をもったもっとも小さな男女によって撃ち落とされるかもしれない。
  それでもなお、大きな考えを持ちなさい。
7. 人は弱者をひいきにするが、勝者の後にしかついていかない。
  それでもなお、弱者のために戦いなさい。
8. 何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。
  それでもなお、築きあげなさい。
9. 人が本当に助けを必要としていても、実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。
  それでもなお、人を助けなさい。
10. 世界のために最善をつくしても、その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。
  それでもなお、世界のために最善を尽くしなさい。
      
早川書房 定価(単行) 1050円  中古本定価 700円~900円

                                                   (グリーン文字=リンク)  
 昨日のBLOGに政治は洞察力と書きましたら、洞察力の有る政治家は誰ですかと聞
かれました。当然複数の方々がおられますが、1人と言われるなら・・・・。   
石橋湛山先生です!!
 石橋先生の洞察力の凄さをあげますと。第一次世界大戦の時、日本はドイツから奪
った山東半島の権利を継承する事をパリ講和会議で主張しました。しかしアメリカ・中
国などから猛反発を受けます。この事に対し石橋先生は今や領土拡大の植民地政策
(帝国主義) の時代は過ぎ去ろうとしている。今からの時代は平和の中での自由貿易
こそが日本を長期的に繁栄させる道であると言われたのです。山東半島や朝鮮半島・
台湾や樺太まで元の国の民たちに返す事により、日本人の道義を示し、アジアの真の
リーダと成るべきであると。そしてその経済的裏付けとして、日本が朝鮮や台湾から得
ている利益は9億円、今敵対しつつあるアメリカ・イギリスから得ている貿易利益は18
億円も有ると明確な根拠を元に国策を示されたのです。この後、イギリス (大英帝国)
を始めとする植民地政策を推し進めてきた国々は自由貿易政策へ舵を切っていったの
です。
 もう一点あげますと。石橋先生の凄さは単なる経済学者や思想家に留まらず、それを
具現化する政治家としても、その力を発揮されるのです。昭和21年第1次吉田内閣の
大蔵大臣を皮切りに通産大臣そして昭和31年には第55代総理大臣に就任されました。
残念なのはこの後病に倒れられてしまうのです。しかし退任後も単身で中国を訪問され、
あの周恩来首相や毛沢東首席と会談され 『日中米ソ平和同盟』 を提案される等、その
後の田中首相時代の 「日中共同声明」 へと行きつくものです。
 最初に述べた石橋先生の洞察力に、当時の政治家達が呼応していれば、現在のEU
の様な国家連合がアジアにも誕生していたはずですし、2点目の先生の洞察力が具現
化していれば、現在の様なアメリカ依存型の国ではなく、中国や韓国、無論アメリカ・ロ
シアとも良好な関係になっていたのではないかと想像できます。

 私が今日、何を申し上げたいかと言いますと、今日本は近代世界初めての人口自然
減少社会に入りました。今までの全ての政策がそのままではまったく通用しないのです。
石橋先生の言われた 「人間が働けばその国の経済は良くなる」 と言う原点に戻り、私
達日本人は身の丈に合った国づくりをしなければならない時なのです。たとえば熊本市
においても300億以上の国民の税金を使ってのMICE施設を中心とした再開発 (9月19
日BLOG)
を今やるべきなのか?未来の子孫に借金を残すのか、財産を残す結果とな
るのか、よくよく皆んなで考えなければならないと申し上げたいのです。

         [石橋湛山先生]           [立正大学HP]

 ※作家の山崎豊子氏が急逝されました。日本から反骨精神の有る素敵な方がまた一
人いなくなりました。謹んでお悔やみ申し上げます。