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                                                   (グリーン文字=リンク)
 今回は、7月31日BLOGにも書きました 『日比谷コトづくり塾』 の第2回目 『公共
サービスと民間ビジネスの連携』 講座について、ご報告いたします。

 第2回目のテーマは右上がりの社会構築しか経験がなく、生涯雇用が確約されて
いる、公務員の置かれた保守的・閉鎖的・環境を改善するためには、民間とのコラボ
(連携) こそが日本社会の成熟度を高め、しいては公務員のモチベーションを高め、
公務員本来の 『公僕』 としてのやり甲斐を引き出す事が出来ると言うものです。
 実践例として、福井県&全日空・USJ・クロネコヤマト・ユニクロや横浜市&伊藤園
や広島県&カゴメや大津市&地元企業等々の成功例を学ぶことが出来ました。

 第2回目のプログラムは下記にリンクしておきますので是非御覧いただき共に学ん
で頂ければ幸いです。

        [第2回 プログラム]          [日比谷図書館]

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                                          ~幸せを提案する本のコーナー~ 
 私が本屋によく行く事は前にも述べたかと思いますが、本屋に出かける一つの
目的が、本との出会いに有る事は言うまでも有りません。
 今回の推薦本は数年前、本屋にレジ横に平積みしてあったこの本の帯 『東大・
京大で一番読まれた本(2008)』 を見て 「これもお願いと!」 とついでに買った
本なのです。家に帰りその日買った数冊の本を斜め読みし寝ようかとした時にレ
ジ袋の底に残っていたこの本、 つい読み始めましたら、どんどん引き寄せられ
明け方まで読みふけりました。

 さて、これには後話が有りまして、読み終えたこの本は私の2Fの本棚で静かに
鎮座しているはずなのですが、1ヶ月程前から何故か1Fのトイレの本棚に来て居
たのです。無論本が歩く訳は無いですから、それを2Fから1Fへ持って来たのは、
今この家に住んでいるのは2名のみですから言わずを知れた妻です。私の妻は
この手の本には余り目を向けず、もっぱら小説派でしたが、その妻が 「この本は
良いね~。」 といったのです。

 是非、第1章の 「グライダー」 6ペ-ジだけでも読んでみて下さい。たぶん完読
したくなると思いますよ。

      
筑摩書房  定価(単行)546円  中古本価格200円~400円       (グリーン文字=リンク)

                                                   (グリーン文字=リンク)
 今回は、7月8日の地域科学研究会の 『自治体資産の経営(FM)戦略とその施
策化』
講座について、ご報告します。

 まず講座名の中の(FM)が何だろうと思われるかとも思いますので、リンクFMして
おきますので、ご覧ください。   自治体におけるFMを簡単に説明しますと、公共建
築物や施設は 「建設の時代から維持管理の時代」
へと大きく変化しています。今後
築30年を経過した建築物が急速に増加していくことから、膨大な維持管理費用が必要
となる訳です。維持管理のあり方次第では、これらの施設の老朽化が一層進み、修繕
費用の増加が懸念されています。さらには少子化などの影響による空き教室等の増加
や合併による公共施設や公有財産の効率的な活用が急務なのです。

 本講座ではFMをいち早く取り入れた前橋市佐倉市浜松市の現状を学ぶと共に、
大手ゼネコン大成建設が取り組んだ民間提案制度の活用の導入をさぐるものでした。

 熊本市幹部職員も大いに学んでもらいたいと、提言してまいります。

                                                   (グリーン文字=リンク) 
 今回は、7月1日の地域科学研究会主催の 『共通番号制度の仕組み・導入体制・
スケジュール・システム改修準備』 講座について、ご報告します。

 昨年の9月9日BLOGにも書きました様に、不安だらけの共通番号制度のスタートで
すが、講座の 『プログラム』 記載の内閣官房、千葉市・町田市・秋田県井川町各職
員、東京大学教授、さらには民間のエキスパートと、総講師7名と、大変ボリュームの
有る研修会でした。 しかし、システム全体の 「ハードの管理体制」 「人を含めてのソ
フトの監視体制」 がどこまで完璧に出来るのかと言うと、まだまだ不安だらけは否めま
せん。 機械の進歩に人間が追い付いていないのか? それとも経験体験不足の現代
人が人間として退化・劣化してしまったのか、『信用』 とか 『責任』 と言う日本語が虚し
く感じる今日この頃です。


追記:それと 『信用』 とか 『責任』 に関連してですが、先日9日熊本市職員(課長補佐
級)が酒気帯び運転で懲戒免職処分となりました。それを改善する為に今後職員は、
飲み会車禁止・「代行」 運転も禁止の方針を出しました。しかし私はこの様な 『禁酒
法』
的な対処療法で改善するとはとても思えないのですが・・・。   問題を起こす原
因は、いつも人の 『心』 に有るのです。熊本市幹部職員には大平光代氏著書のマ
ンガ 「あなたならどうする」
でも読んでいただいて、人間の心の勉強をもっとしても
らいたいです。

                                                   (グリーン文字=リンク) 
 今回は今年の男女共同参画週間 (6月23日~29日) に、熊本市と熊本県弁護士会
が共催でおこなわれた記念講演会について、ご報告します。

 講師は福井大学の友田 明美 教授で、演題は 『家庭の不和が子どもの脳に及ぼ
す影響』 です。友田教授は熊本出身の方で上記リンクの通り脳科学・小児発達学界
の第一人者と言われるほどの方です。
 日本における児童虐待は年間60000件にもおよんでいます。そしてその数は年々増
加し続けています。その身体的虐待や性的虐待、暴言による虐待、不適切な養育環境
、さらには家庭内暴力を目撃させるなどの心理的虐待などの全てが、子どもの脳 (未
成熟な脳) に一生を通じて深刻な後遺症を及ぼすと言う、友田教授の実例や統計を元
にした、大変意味深い内容でした。

 オピニオンの中に友田教授の講演要約が有りましたので、是非ご一読下さい。