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                                          ~ 幸せを提案する本のコーナー ~
 第66回 「読書週間」(10月27日~11月9日)です。

 読書週間の今年の標語は 『ホントノ キズナ』 です。たぶん昨年の3.11東日本大震災
を受けての標語かと思いますが、何故カタカナなのでしょうか? 個人的には ホントの
『絆』
 の方が意味が伝わり易いと思うのですが。それはさて置いて、今回はこの標語
から連想した一冊を・・・。 「親が死ぬまでにしたい55のこと」 、 実はこの本は私の人
生の自己反省の一冊でも有るのです。多くを述べる事もないかと思いますが、子育ても
終え55才にも為ると、吉田松陰先生の 『親思う心にまさる親心』 の境地に成るもの
です。
 丁度そのおり本屋でこの本と出会い、 『はじめに』 の次の文章に 「おっしゃる通り!」
と思い購入しました。

  たとえば、親と離れて暮らしている場合。
  1年間で親に会えるのは、お正月とお盆の6日間しかないとしたら、どうなるでしょう。
 6日間といっても、1日のうち、親と一緒にいる時間は1日の半分以下。多くて11時間
 と計算してみてください。仮に、親が60歳で80歳まで生きるとしたなら、こんな数字が
 はじき出されます。

       20年   ×   6日間   ×   11時間   =  1320時間
   (親の残された寿命)  (1年間に会う日数)  (1日で一緒にいる時間)

  あなたと親が一緒に過ごせる時間は1320時間。日数にすると、わずか 55日間
  盆暮れごとに会っても、親子の人生は、余命2ヶ月足らずの短さ!?そう考えると、
 思わず絶句してしまいそうです。

 この本の全てがすべての人に当てはまる訳では有りません。ただ、どこかが当てはま
ります。是非ご一読ください。
         book_024.jpg
 アース・スター  定価(単行) 1,260円  中古本価格 様々            (グリーン文字=リンク)
※残念ながら、私にとっては 「後の祭り」 なのですが。
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 別にフェイスブックをする事が悪いと言いたいのでは有りません。受ける立場の方々
に注意を促しといたほうが良いと思ったので・・・。


 前回のブログ (遺骨収集) で、心の綺麗な若者達と出会えたと書きましたが、その
内の何人もの方から 「フェイスブックはしていないのですか?」 と聞かれたのです。
今回私は 「私人」 の立場で参加しておりましたし、特に私の仕事の事は聞かれませ
んでしたので 「議員 (公人)」 である事は話していませんでした。それで 「フェイスブッ
クはしてないんですよ」 で終わってしまったのです。

 熊本に戻りましてそのフェイスブックが気になりましたので、どんな著名人 (政治家)
がどの様な事を書いているのかと思い色々見てみましたら、これは単なる選挙運動の
為の名前の 『刷り込み』 行為であると思われる政治家のフェイスブックを幾つも見つけ
たのです。それは 「私は今ここに居て何をしてますよ~」 とか 「景色が良いですよ~」
とか言うレベルの内容で1日に5回も10回も書いている政治家のフェイスブックだったの
です。フェイスブックは自分からリンクしなければ送られてくる事は無い訳ですが、1度
リンクしてしまえば1日に5回も10回も送られてくる様では、人間1度も会った事が無い
人にでも親しみや好意を持ちやすいものです。特に女性の方や女性脳を持った男性ま
たは純真な若者達は 『マインドコントロール』 にまで発展しかねません。

 どうか皆さん、1日に何回も たわいない事で送ってくる政治家のフェイスブックやツィッ
ターには、ご用心、ご用心・・・・・。
                                                     (グリーン文字=リンク)
 今月9日の 『第3回 野口 健と行う沖縄遺骨収集』 について ご報告致します。

 私が遺骨収集に参加しようと思いましたのは8月17日BLOGに書いた通りです。そし
てその翌日読んだ野口健氏の次の2偏の氏の手記が、私に行動を起こさせたのです。
    〔野口 健氏Voice手記〕    〔野口 健氏正論8月号手記〕

上記の野口さんの手記を読まれれば心有る方は私の気持ちは容易く理解頂けると思い
ますので、遺骨収集に関連してこの場で太平洋戦争の是非や戦後保証等について理屈
を述べようとは思いません。ただ私達日本人は遺骨収集に関して何らかの 『汗』 をかく
義務を負っていると申し上げたいのです。

 今回の遺骨収集に出発する数日前にテレビ報道で 「東日本大震災行方不明者いまだ
2,800名超」 と言うニュースを観ました。そしてその中で遺体捜索が難航しているとの事
でした。その数日後に参加した訳ですが、私が遺骨収集をしながら一番に感じたのは
「これは遺骨収集ではない、遺体捜索なんだ!」 と言う事です。何故なら太平洋戦争で
亡くなられた方々の記憶が有る方々が、まだ現存されているからです。
 これ以上の事を述べても私の 『思い』 の押し売りになってしまいますので、下記に野口
さんの 「遺体捜索」 のブログ3偏をリンクしておきますので、見ていただき感じて頂ければ
幸いです。
 〔2月15日遺骨収集ビデオ〕  〔6月28日遺骨収集ブログ〕  〔10月9日遺骨収集ブログ〕

※今回の最大の収穫は、心の綺麗な日本の若者達と出会えた事です。 (残念ながら、
  50才以上は2人だけでした。)
                                                     (グリーン文字=リンク)
 大袈裟な見出しを付けましたが、バス会社の方々は是非読まれて下さい。

 1週間前の12日東京で 『新しい路線バスの経営戦略』 を考案されたイーグルバス㈱
の 谷島 賢社長のお話を聞く機会を得ることが出来ました。

 まず始めに、日本に於ける地方自治体が運営するバスや電車の99%は赤字経営で
す。その理由は2点、1点目は人件費が公務員ベースと言う高額な為、2点目は 『赤字
補填式補助金』 と言う制度が有って、一言で言うと 「赤字分は国が補助しますよ」 とい
う経営努力をしなくてよい仕組みだからです。そしてその補助金算出の提出データも諸
外国の数百分の1程度の内容でよく、これでは国が 「経営努力をしなくてもよいですよ」
と言っている様なものでした。

 さて現在、熊本都市圏のバス会社は、市営バス・都市バス・産交バス・電鉄バス・熊
本バスの5社です。市営バスは約3年後までに路線を他のバス会社に委譲し閉店の予
定です。その後は熊本市と民間バス会社3社で作った都市バスが中心となって4社が
運営されていくものと想定しています。

そこで冒頭の谷島 賢社長の登場です。谷島社長は国交省選定の初代 『地域公共交
通マイスター』
です。氏が提唱されています 『路線バス 新経営戦略』 は、とても論理
的な提案で日本の路線バス会社が必ず取り入れるべき方策です。内容については下
記にリンクをしておきますが、それでも解かり辛いかと思います。  幸いにも来月15日
ホテル日航熊本で谷島社長の講演会が開かれます。 是非熊本の皆さん、聞かれて
下さい。 (問い合わせ先:合志市役所096-248-1816)
    〔路線バス 新経営戦略〕     〔TBSラジオ 森本毅郎スタンバイ!〕

 尚、この新経営戦略については今月30日の自民党政調会で市側へ提言致します。
                                                     (グリーン文字=リンク)
 素朴な疑問なのですが、今朝 日めくりに 『新聞週間』 と書いてありました。そこ
で新聞を取りに郵便受けを見に行きましたらカラッポ、 今日は 新聞休刊日 だった
のです。YAHOO!百科事典に 新聞週間の主旨 が説明されていましたが、この主旨
からしますと新聞週間初日には新聞の重要性を訴えた記事の特集を組み購読者に
読んでもらうのが自然と思いますが。 日本新聞協会HP を見ますと新聞週間のイベ
ントが各地で行われる様ですが、本家本元の新聞が休刊とは・・・・・、皆さんはどう
思われますか?


 さて、たまに 「新聞は何を読んでますか?」 と聞かれる事があります。私は日経・
産経・西日本それに地元紙ですと答えます。その私が好きな日経に少し残念な記
事が有りましたので、 「立場論」 かもしれませんが少し触れます。先週8日の27面
下段 「時流地流 地方議員と政務調査費」 の記事についてなのですが・・・・・、昨今
地方議員の政務調査費が兎角報道でやり玉として取り上げられます。今回の記事
は私の信頼する日経さんの記事でしたので 「ブルータスお前もか」 の気持ちは否め
ません。私達日本の多くの地方議員は基本的にまったくの普通の市民が選挙で選
ばれてきます。そして議員に成ってからも1人で様々な政策を学ばなければなりま
せん。当然人手が必要となります。1人雇えば最低でも年120万円。議会事務局職
員を使えば良いではないかと言うかもしれませんが、熊本市議会の職員は24名で
す。とても個々の議員の政務調査の手伝いは出来ません。政治献金を集めれば良
いではないかと言う方もおられますが、地方議員が純潔な献金を集めるのは 「至難
の業」 です。
 どうか日経の記者さん、立場論かもしれませんが真面目に真剣に 公共の福祉(み
んなの幸せ)
のために頑張っている地方議員達を取材して書いて頂きたいのです。
先週来のM氏による 「IPS細胞移植」 報道の様な、何の意味の無いお騒がせ報道に
ならない為にも・・・・・。
  何卒よろしくお願い致します。
 尚、熊本市議会の政務調査費詳細は議会図書館で全て常時閲覧出来ます。